【イヤホン】Cypher Labs C6iem V2 レビュー
どうもこんにちは。歩くディスコン、鉄板です。
またアホな()イヤホンを買いました。
Cypher Labs C6iem V2
3BAで埋め込み2pinというスペック。ビルドクオリティは良い(少なくともオ-リソニックスよりかは)
2015年のポタフェス冬で登場し、当時としてはかなり強気な10万円という価格設定と、それに見合わないウォームで低域の強いサウンドは色々な意味でポータブルオーディオマニアの皆様を驚かせたことでしょう。いや私もその一人なんですけどね…。
まぁ発売から3年したら価格も落ちますね、3万円で買えました。
ケツから言ってこのくらいの価格で妥当。
言い過ぎた。5万でも買う。
前置きはこの辺で…
開けていく。
見た目はかっこいいんだよなぁ、10万で売られてそうだもん()
〇肝心の音レビュー
あぁ〜…これはウォームゥ…ってより篭ってるっていう感想の方が多そうな音ォ…。あと低音。
音場が狭いのも篭ってるって言われる所以か。
何のイヤホンに似ているかって言われたらHEIR2.aiをレベルアップさせた感じ。
このままだとただの篭もりまくり低音ブリブリイヤホンっていう酷評をしなければならない。なんとかしよう。
こないだ買った64オーディオの中古純正ケーブル(ボロボロ+緑化)でなんとかならないかな〜なんて思いつつ換装。
…
うわぁ!!化けやがった!!
突然高域出てくるのね。めちゃくちゃびっくりしたわ…。濃厚な音に変わりはないが、ボワボワの低域は量感を保ちつつ締まり、無いに等しい中高域は突然出始める…。
これはリケーブルで化けるタイプのヤツだ…。
バンド系のサウンドやEDMなんかにはかなりマッチするイヤホンですわ。楽しく聴ける。
あと20Hzの超低域も鳴らせて驚いた。自分の可聴域がここまでなのでそれ以下は分からないが、3BAとは思えない…。
これなら5万出せる。元が10万だからそんな舐めたこと言ってたら怒られそうだが。
総評
リケーブルで化けるが、わざわざ数少ない中古を探り当てて買うほどのものではない。低音厨は買ってもいいかも()
ポタアンに関しては良い評判だったが、残念ながら事業停止(実質的な倒産)してしまったため、Cypher Labsの新品はほぼ流通してない。そのため、このイヤホンを含めCypher Labsの商品は中古で美品を探すしかないのが欠点か。こうやって時代が変わっていくんだな…としみじみな懐古厨気分。
思えば、Aurisonics然りCypher Labs然り、昔のイヤホンにばっかり魅了されているな、と。
今の時代には流行らなくても、ディスコンと言われても、私は私の好みのイヤホンを探し続けます。
それでは、よいオーディオライフを!