【イヤホン】Aurisonics FORTE-RED レビュー
おはこんばんちは。鉄板です。
いや、まぁ、うん、鉄板のほうが呼びやすい()
まぁそんなことはどうでもいい、FORTE買ったからレビューするぞ。
Aurisonics FORTE-RED
ダイナミック一基+BA一基。MMCXi。
中古で2万円弱、元値は45000円くらい。
一応説明しておくと、AurisonicsはFenderの前身となったブランドだ。拠点はナッシュビル。低音がぶっ飛んでることとMMCXが壊れやすいことで一部の変態に有名だ。
しかしエッロいフォルムだな…
それはさておき、このフォルムのおかげで装着感は上々だ。イヤーピースを好みのものに変えればカスタムIEMのような装着感になる。
音だが、Aurisonicsらしい量感たっぷりなのにボワつかないキレっキレで心地よい低域と中高域をBAで補填したような弱ドンシャリに仕上がっている。解像度もかなり高く、プロモニターであるEX800STにも引けを取らない。分離感も良く、音場は相変わらずのっぺり横に広いが、中高域がスッキリした分聴きやすく、なおかつ楽しめる音になっている。刺さるような高域でもないので耳が痛くなることはないが、人によっては刺激が足りないと感じるかもしれないな。
弱ドンシャリ傾向なのでボーカルは僅かに引っ込んだ感じだ。とはいえ低音や高域に埋もれることはないので特に気にする必要はなさそうだし、恐らくボーカルが欲しい人はわざわざこのイヤホンを買わない()
一言でまとめると、
音楽を楽しく聴くことに特化した低音イヤホン
って感じだな!
分かる人にしか分からない表現をすると、KICKERやFXA2にBAを足した感じ。
割合はDD7割BA3割って感じかな。あくまでもメインはダイナミックドライバ。足りないことろを補填するようにBAが積まれていると考えるとしっくりくると思う。
4万超の元値で考えると買うのに躊躇するが、中古で2万弱となれば話は別。状態さえ問題なければ十分魅力のあるイヤホンだ。
〈余談〉
今回買ったFORTEは後期ロットだ。
前期ロットはステムが黒く、MMCXがクソ弱いという絶望的な欠点を抱えていたのだが、ステムが透明な後期ロットになってからは比較的MMCXが強くなっている。それでも壊れるが()
前回記事にしたように、個人的に新しいFenderのイヤホンは期待外れなものだったのでこうしてFORTEを衝動買いしてしまい、AurisonicsのBRAVOシリーズを全制覇してしまった。
そんな変態として最後に一言、レビューを〆させていただきます。
やっぱりAurisonicsは最高だぜ!