【イヤホン】Aurisonics KICKER-GUNMETAL レビュー

はろー。鉄板です。

最近は気温の変化やらなんやらで二週間くらい体調が優れなかったのですが、ようやく良くなってきました。健康管理大事。

 

さて、今日は

Aurisonics KICKER-GUNMETAL

のレビューをします。

…その前に、みんなAurisonicsって知ってます?読み方はオーリソニックスです。

このメーカー、ASG2.5という名の低音ブリブリハイエンドを作ったり、それがとても壊れやすかったり、まぁ語ると長くなるので要約するとちょっと地雷 的なイヤホンを作り出していたメーカーです。その後に出たBravoシリーズはなかなか評判良かったですけど()

そして2016にFenderに買収されました。

なのでFenderから出ているFXAシリーズは、Aurisonicsの技術を使っています。

 

前置きが長くなりました。以下レビュー。


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おいおい!!ネットで見たKICKERと色が違うじゃねーか!!

というツッコミが沢山来そう。

何を隠そうこのイヤホン、買ってから二回MMCXコネクタが壊れ交換、その後約三年使っているのでもうボロボロです。ほぼ全ての塗装が禿げたので、ラップ塗装を施しそれらしくしてるだけです。

ちゃんとキャリングケースは使えよな!

…ちゃんとレビューします。

〇音質

名前から分かる通り低音は強いです。しかしボワボワとしているわけではなく、締まりの良い深い低音が出ます。それでいて中高域もしっかり出ています。ボーカルの艶っぽさとかそういうものは少ないですが、しっかりとボーカルも聴こえるためストレスはありません。解像度もまずまずで、情報量に至ってはかなり多い方だと感じます。

…のですが、サウンドフィールド(音場)が狭い上に横にのっぺりとしているため、情報量が多いこのイヤホンではごちゃごちゃとした音に感じることもあります。

それでも、とても軽快に、楽しく音楽が聴けるイヤホンです。


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リケーブルしてみた。

銅と銀メッキのハイブリッドケーブルに変えたところ、中高域がさらによく出るようになり、解像度も上がりました。また、サウンドフィールドが少し広がったため、ごちゃごちゃとした音が少し改善しました。分離感があるって言うのかな?

感想はやはり、楽しく音楽を聴けるイヤホンです。ベースラインもよく聴こえ、ボーカルもしっかり聴こえるのでノリノリで頭ブンブン。

 

総評

最高に楽しいイヤホンです。

 

前述の通り、AurisonicsはFenderに買収されてしまったので中古品すらほぼ市場に出回ってません。FenderがAurisonicsのイヤホンをブラッシュアップしたFXAシリーズを出してくれているのが救いです。

KICKERは現在のFXA2にあたるイヤホンです。中高域が少し改善されていて、より楽しく音楽が聴けるイヤホンに仕上がっています。MMCXの脆弱性は相変わらずのようだけどな!ハハッ!

 

余談

なぜ今このイヤホンをレビューしたかと言うとですね、

もうすぐ私はポータブルオーディオを中断するので、僕のオーディオの原点となったイヤホンをしっかりレビューしてあげたいという思いでレビューしたわけです。要は自己満足です。

いやはや、私がオーディオ沼に落ちてから早数年、色々ありましたな。10proの後継機である(正当後継ではないが)ue900sが大人気だったり、UMを初めとする中華イヤホンが台頭し始めたり、JHを初めとする10万を超える超高価帯のイヤホンが評価され、ブームになったり…。

 

様々な変遷を遂げてゆくこの界隈で、新旧関係なく本当に自分が好きなイヤホンをじっくりと見つめ直すのもまた粋でしょう。

 

それではまた!